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おりべ【織部】

読者カード 語釈 2024年03月31日 公開

2020年07月27日 古書人さん投稿

用例:疊床ハ、本式なり、ひきこみ、織部(ヲリベ)ハ、畧式なり、〔家屋建築〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔名〕「おりべどこ(織部床)」の略。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この用法への言及がないですね。ちなみに、「織部床」の語釈は「古田織部好みの床(とこ)の様式。床の間を作らないで天井の回縁(まわりぶち)の下の壁面に、幅一五~一八センチメートルほどの化粧板を取り付け、折りくぎを打って掛物をかけるようにしたもの。その化粧板を織部板という」となっています。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:164ページ後ろから2行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館