日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

しょうえんりょうほう【消炎療法】

読者カード 項目 2024年04月04日 公開

2020年07月29日 古書人さん投稿

用例:(療法)熱候ニハ消炎療法トシテ酸性飲料等ヲ與ヘ病側ニハ氷罨法ヲ行ヒ〔肋膜炎〕
『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 筒井八百濡珠(編)
語釈:〔名〕「しょうえんほう(消炎法)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2015年3月19日付けで、『歯科医語辞典 獨・羅・和』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、37年さかのぼります。ちなみに、「消炎法」の語釈は「患部の炎症を消す方法。全身的には解熱(げねつ)鎮痛剤などを用い、局部的には罨法(あんぽう)・収斂(しゅうれん)剤・副腎皮質ホルモン剤などを用いる。抗炎症法」となっています。

著書・作品名:改正増補臨床医典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:筒井八百濡珠(編)

掲載ページなど:434ページ9行目(15版)

発行元:南江堂書店