テレビンゆ【ー油】
読者カード 用例 2020年09月23日 公開
用例: | 外治は浴法、按摩、芥子泥、テレビン油、カヤフーテ油の如き皆各々多少の効あり |
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『官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)』 1862年 洋書調所(該当部分は箕作虔儒) | |
語釈: | 〔名〕《テレピン油》アカマツ・クロマツなどから採取した松脂を水蒸気蒸留して得られた精油。無色ないし淡黄色の粘稠(ねんちゅう)な液体。特異な香気をもち、味は辛い。揮発しやすく、点火しやすい。日光にあたると酸化して樹脂様に変化する。合成樟脳・ボルネオール・テレピネオールなどの製造原料のほか、塗料、靴墨、油絵の材料、医薬品などに用いられる。松脂油。テレメン油。テレビン。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、柳河春三訳『写真鏡図説』(1867-68)の例が早いのですが、さらに、6年ほどさかのぼります。
著書・作品名:官版疫毒預防説(研医会図書館蔵)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1862年
著者・作者:洋書調所(該当部分は箕作虔儒)
掲載ページなど:十六丁右
発行元:萬屋兵四郎