日国友の会



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ひのないところにけむりはたたぬ【火のない所に煙は立たぬ】

読者カード 用例 2024年04月26日 公開

2020年08月21日 古書人さん投稿

用例:漠然として居るが、是れ必ずしも火(ヒ)なき處(トコロ)に煙(ケフリ)あらんやですははははええっと冗談は置いて、〔雑録 新聞記者 二十四時〕
『文藝倶楽部(第二巻第七編)』 1896年6月10日 あかつき
語釈:全く事実がない所にはうわさは立たない。うわさが立つからには、必ず何らかの根拠があるはずだということ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、島崎藤村『破戒』(1906)の例が早いのですが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第七編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年6月10日

著者・作者:あかつき

掲載ページなど:210ページ上段3行目

発行元:博文館