日国友の会



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ひきうつし【引写】

読者カード 用例 2024年04月27日 公開

2020年08月21日 古書人さん投稿

用例:おやッ此奴憎むべしだ、汚出子新聞めへ吾輩の書いた儘を引寫(ヒキウツ)しにしたな、〔雑録 新聞記者 二十四時〕
『文藝倶楽部(第二巻第七編)』 1896年6月10日 あかつき
語釈:〔名〕他人の文章などをそっくりそのまま書きうつすこと。また、その写したもの。

コメント:遡ります

編集部:「ひきうつす」の例としてご紹介いただいていますが、ここは、「に」で受けているので名詞「ひきうつし」としておきます。第2版では、芥川龍之介『戯作三昧』(1917)の例が早いのですが、さらに、21年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第七編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年6月10日

著者・作者:あかつき

掲載ページなど:210ページ上段後ろから2行目

発行元:博文館