日国友の会



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シルリアき【—紀】

読者カード 項目 2024年04月27日 公開

2020年08月22日 古書人さん投稿

用例:筆石は其の地質的分布の極めて狭いもので、其大多数は志留利亞紀中に産出する〔腔腸動物・櫛水母類〕
『古生物学綱要』 1920年7月18日 横山又次郎
語釈:〔名〕「シルルき(—紀)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では、立項されませんでした。ちなみに、「シルル紀」の語釈は「(シルルは 英 Silur この時代の地層が発達しているイギリス南部ウェールズ地方の古代民族の名から)地質時代のうち、古生代のオルドビス紀につづく第三番目の紀。約四億四〇〇〇万~四億年前にあたる。筆石類、腕足類、三葉虫類や、床板(とこいた)サンゴ類が生息した。ヨーロッパではこの紀の終わりから次のデボン紀の初めにかけて、カレドニア造山運動と呼ばれる大規模な地殻変動が起こった。ゴトランド紀」となっています。

著書・作品名:古生物学綱要

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年7月18日

著者・作者:横山又次郎

掲載ページなど:97ページ1行目

発行元:早稲田大学出版部