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ソナタけいしき【ー形式】

読者カード 用例 2020年10月24日 公開

2020年08月22日 ubiAさん投稿

用例:第四章が大抵急テンポのロンドやソナタ形式のものになつて居る。
『連句雑俎 二 連句と音樂』 1931年5月 寺田寅彦
語釈:〔名〕楽曲形式の一つ。一八世紀中頃以後、交響曲やソナタが適応された楽曲の、主として第一楽章に典型的にみられる形式で、通常、主題の呈示部・展開部・再現部の三部から成り、終結部(コーダ)が付くこともある。

コメント:第二版では辞書類(1928)以外の用例がないので。初出(昭和六年四―五月、澁柿)とあります。

編集部:第2版では、竹野長次・田中信澄『音引正解近代新用語辞典』(1928)の例が添えられています。

著書・作品名:連句雑俎 二 連句と音樂

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1931年5月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:寺田寅彥全集文學篇第七卷 昭和二十五年十一月五日第一刷發行 498ページ本文14行目

発行元:岩波書店