ソナタけいしき【ー形式】
読者カード 用例 2020年10月24日 公開
用例: | 第四章が大抵急テンポのロンドやソナタ形式のものになつて居る。 |
---|---|
『連句雑俎 二 連句と音樂』 1931年5月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕楽曲形式の一つ。一八世紀中頃以後、交響曲やソナタが適応された楽曲の、主として第一楽章に典型的にみられる形式で、通常、主題の呈示部・展開部・再現部の三部から成り、終結部(コーダ)が付くこともある。 |
コメント:第二版では辞書類(1928)以外の用例がないので。初出(昭和六年四―五月、澁柿)とあります。
編集部:第2版では、竹野長次・田中信澄『音引正解近代新用語辞典』(1928)の例が添えられています。
著書・作品名:連句雑俎 二 連句と音樂
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1931年5月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:寺田寅彥全集文學篇第七卷 昭和二十五年十一月五日第一刷發行 498ページ本文14行目
発行元:岩波書店