日国友の会

メーデー

読者カード 用例 2020年10月17日 公開

2020年08月23日 とねさん投稿

用例:今では――誰も五月のぼりよりは新しい日本の年中行事になつたメイ・デイを思ひ出すのに違ひない。〔「大川端」〕
『本所両国』 1928年 芥川龍之介
語釈:〔名〕(英 May Day)《メイデー》(2)五月一日に行なわれる国際的な労働者の祭典。一八八六年五月一日、アメリカ全土の労働者が八時間労働を要求してストライキを行なったことが起源。一八八九年の第二インターナショナル創立大会で、正式に決定した。日本では大正九年(一九二〇)上野公園で第一回が行なわれたが、昭和一一年(一九三六)以降禁止、同二一年復活した。《季・夏》

コメント:辞書以外の例で、わずかですが遡ります。初出は東京日日新聞連載(1927年)。ここでは復刻版(中外書房、1966年)によりました。

編集部:第2版では、小林花眠『新しき用語の泉』(1921)から早い例が引かれていますが、文例としては小林多喜二『東倶知安行』(1930)よりも2年さかのぼります。

著書・作品名:本所両国

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1928年

著者・作者:芥川龍之介

掲載ページなど:東京日日新聞社(編)『大東京繁盛記』18ページ

発行元:春秋社