いなかまわり【田舎回】
読者カード 用例 2024年04月27日 公開
| 用例： | 恁な事を書かれましては大きに不都合で、田舎廻（ヰナカマハ）りでも仕ます時に、長庵がよかろ、忠九が能かろ、などゝ好まれましては、實に迷惑するばかりでは御座いませぬか。〔雑録 玉櫛笥(上)・九蔵の閉口〕 |
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| 『文藝倶楽部（第二巻第七編）』 1896年6月10日 白峯生 | |
| 語釈： | 〔名〕(2)商人、芸人などが、田舎を回り歩いてかせぐこと。また、その人。田舎巡り。 |
コメント：解釈２の事例で遡ります
編集部：第2版では、夏目漱石『坊っちゃん』（1906）の例が早いのですが、さらに、10年さかのぼります。
著書･作品名：文藝倶楽部（第二巻第七編）
媒体形式：雑誌
刊行年（月日）：1896年6月10日
著者･作者：白峯生
掲載ページなど：212ページ下段４行目
発行元：博文館