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こもちくじら【子持鯨】

読者カード 用例 2024年04月27日 公開

2020年08月25日 古書人さん投稿

用例:鬚鯨類〈略〉ザトウクヂラ(座頭鯨)一名コモチクヂラ〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・鯨類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕「ざとうくじら(座頭鯨)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「座頭鯨」の語釈は「ナガスクジラ科の哺乳類。全長約一五メートルで、雄のほうがやや小さい。胸びれがきわめて大きく、前ぶちに凹凸(おうとつ)がある。胸びれと尾びれの下面に白い模様がある。体の背面およびクジラひげは黒色。のどから胸にかけ、うねがよく発達する。オキアミ、小魚を捕食。温帯~熱帯の繁殖海域と寒帯の索餌海域のあいだを回遊し、特に南極海で多く見られる。肉は食用、脂肪から油をとるために乱獲され、生息数は激減した。水中で旋律のある鳴音を発し、歌をうたうクジラとしてよく知られる。体形が、座頭の琵琶法師が用いた琵琶に似ているところからこの名があるという。学名はMegaptera novaeangliae 《季・冬》」となっています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:261ページ7行目

発行元:受験研究社