日国友の会



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なめのうお【滑魚】

読者カード 項目 2024年05月01日 公開

2020年08月29日 古書人さん投稿

用例:スナメリ一名ナメノウヲまた一名ナメウヲ別名ナメリ〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・鯨類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕「すなめり(砂滑)」の異名。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。ちなみに、「砂滑」の語釈は「ネズミイルカ科の哺乳類。体長約一・八メートル。体は黒色または銀灰色で、背の頭から尾にかけて約一センチメートルの隆起がある。額はまるく突き出し、背びれとくちばしがないので他のイルカと区別できる。沿岸近くに生息し、数頭の小群で、小魚、イカなどを食べる。インド洋から日本近海に分布、しばしば河口にも見る。ときに多くの群れが集まり、広島県阿波島近海では、スナメリが小魚を海底から追い上げてくれるのでタイがよく釣れると信じられている。阿波島南沖の「スナメリ群遊海面」は天然記念物に指定されている。なめりうお。なめ。ぜごんどう。学名はNeophocaena phocaenoides」となっています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:267ページ10行目

発行元:受験研究社