日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

ナポレオン

読者カード 用例 2024年05月04日 公開

2020年09月03日 古書人さん投稿

用例:次に本年は臺灣行の人々、多く此等は大抵俗にナポレオン形にて、〔雑報・流行の夏帽子〕
『文藝倶楽部(第二巻第七編)』 1896年6月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:【二】〔名〕(3)「ナポレオンぼう(─帽)」の略。

コメント:解釈2の3の事例で遡ります

編集部:第2版では、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)の例が添えられていますが、さらに、6年ほどさかのぼることになります。ちなみに、「ナポレオン帽」の語釈は「中央の部分がまるく、つばの縁が二つの角(つの)のようになっている帽子」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第七編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年6月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:238ページ上段5行目

発行元:博文館