ナポレオン
読者カード 用例 2024年05月04日 公開
用例: | 次に本年は臺灣行の人々、多く此等は大抵俗にナポレオン形にて、〔雑報・流行の夏帽子〕 |
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『文藝倶楽部(第二巻第七編)』 1896年6月10日 編輯人 宮澤春文 | |
語釈: | 【二】〔名〕(3)「ナポレオンぼう(─帽)」の略。 |
コメント:解釈2の3の事例で遡ります
編集部:第2版では、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)の例が添えられていますが、さらに、6年ほどさかのぼることになります。ちなみに、「ナポレオン帽」の語釈は「中央の部分がまるく、つばの縁が二つの角(つの)のようになっている帽子」となっています。
著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第七編)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年6月10日
著者・作者:編輯人 宮澤春文
掲載ページなど:238ページ上段5行目
発行元:博文館