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ばんどり【晩鳥】

読者カード 語釈 2024年05月05日 公開

2020年09月04日 古書人さん投稿

用例:ムササビ(鼯鼠)一名ヲカツキまた一名バンドリ(晩鳥の義)(武蔵秩父方言)
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕動物「むささび」の異名。体側に飛膜が発達し、夜間に多く滑空して木から木へ飛び移ることから名付ける。ばんちょう。〔cf.『角川古語辞典』@JapanKnowledge"ばんどり"〕

コメント:取り敢えず。「ばんどり ①むささび」(「全国方言辞典」(東京堂)と記載されています

編集部:第2版では、方言項目の空見出しになっていますね。ちなみに、『角川古語大辞典』には、御伽草子『十二類合戦絵』の例が添えられています。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:277ページ

発行元:受験研究社