日国友の会

ケオプスねずみのみ【—鼠蚤】

読者カード 項目 2024年05月05日 公開

2020年09月04日 古書人さん投稿

用例:鼠の害〈略〉(1)ケオプス鼠蚤(ネズミノミ)(學名 Xenopsylla cheopis)な埃及、印度地方に於ける主なる鼠蚤にして、其の他の地方に於ても開港地や其の附近に見られるが、〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・齧歯類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕(ケオプスはラテンcheopis)昆虫綱ノミ目(隠翅(いんし)目)ヒトノミ科に属する昆虫。インドネズミノミともよばれ、全世界に広く分布する。日本では奄美(あまみ)大島以南の温暖な地方に多い。体長は雄2ミリメートル、雌3ミリメートルほどで、ヒトノミにきわめてよく似た形態をしている。クマネズミ、ドブネズミなどイエネズミ類に多く寄生し、ペスト菌伝播(でんぱ)の主要害虫として知られる。〈略〉〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:287ページ後ろから7行目

発行元:受験研究社