ケオプスねずみのみ【—鼠蚤】
読者カード 項目 2024年05月05日 公開
用例: | 鼠の害〈略〉(1)ケオプス鼠蚤(ネズミノミ)(學名 Xenopsylla cheopis)な埃及、印度地方に於ける主なる鼠蚤にして、其の他の地方に於ても開港地や其の附近に見られるが、〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・齧歯類〕 |
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『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三 | |
語釈: | 〔名〕(ケオプスはラテンcheopis)昆虫綱ノミ目(隠翅(いんし)目)ヒトノミ科に属する昆虫。インドネズミノミともよばれ、全世界に広く分布する。日本では奄美(あまみ)大島以南の温暖な地方に多い。体長は雄2ミリメートル、雌3ミリメートルほどで、ヒトノミにきわめてよく似た形態をしている。クマネズミ、ドブネズミなどイエネズミ類に多く寄生し、ペスト菌伝播(でんぱ)の主要害虫として知られる。〈略〉〔『ニッポニカ』@JapanKnowledge〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:内外普通脊椎動物誌
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1935年5月5日
著者・作者:秋山蓮三
掲載ページなど:287ページ後ろから7行目
発行元:受験研究社