日国友の会



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ちんがり【賃借】

読者カード 項目 2021年01月09日 公開

2020年09月05日 とねさん投稿

用例:受賣(うけうり)りする者は大抵うどんの問屋から、一ケ月拾錢位で屋臺を賃借(チンカリ)するのである。
『東京の解剖』 1917年 長谷川濤涯
語釈:〔名〕借り賃を出して物を借りること。ちんしゃく。

コメント:「ちんがり」の用例より少しだけ遡ります。「うどん」に傍点。

編集部:第2版では、宇野浩二『蔵の中』(1918-19)からの例が添えられていますが、さらに、2年ほどさかのぼります。

著書・作品名:東京の解剖

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1917年

著者・作者:長谷川濤涯

掲載ページなど:57ページ7行目

発行元:研文堂