日国友の会



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だいしゃく【大尺】

読者カード 用例 2024年05月06日 公開

2020年09月08日 古書人さん投稿

用例:唐書ニ開元錢ノ徑八分ト云ヘリ【大尺ナリ】 〈略〉今定メタル大尺【曲尺九寸七分】ニテ度レバ八寸三分ニ余レリ〔本朝度攷〕
『本朝度量権衡攷(上巻)』 1835年 狩谷棭齋著、与謝野寛他2名編纂
語釈:〔名〕(2)和銅六年(七一三)改定された長さの単位。令の小尺を改めて大尺とした。令の小尺すなわち和銅の大尺が天平尺で、のちの曲尺の源流となった。ただし、天平尺は曲尺よりもやや短く、曲尺の九寸八分(二九・七センチメートル)程度とみられる。

コメント:解釈2の初事例です

編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。

著書・作品名:本朝度量権衡攷(上巻)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1835年

著者・作者:狩谷棭齋著、与謝野寛他2名編纂

掲載ページなど:44ページ4行目

発行元:日本古典全集刊行会