だいしゃく【大尺】
読者カード 用例 2024年05月06日 公開
用例: | 唐書ニ開元錢ノ徑八分ト云ヘリ【大尺ナリ】 〈略〉今定メタル大尺【曲尺九寸七分】ニテ度レバ八寸三分ニ余レリ〔本朝度攷〕 |
---|---|
『本朝度量権衡攷(上巻)』 1835年 狩谷棭齋著、与謝野寛他2名編纂 | |
語釈: | 〔名〕(2)和銅六年(七一三)改定された長さの単位。令の小尺を改めて大尺とした。令の小尺すなわち和銅の大尺が天平尺で、のちの曲尺の源流となった。ただし、天平尺は曲尺よりもやや短く、曲尺の九寸八分(二九・七センチメートル)程度とみられる。 |
コメント:解釈2の初事例です
編集部:第2版では、このブランチに用例が入りませんでした。
著書・作品名:本朝度量権衡攷(上巻)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1835年
著者・作者:狩谷棭齋著、与謝野寛他2名編纂
掲載ページなど:44ページ4行目
発行元:日本古典全集刊行会