日国友の会



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デリー

読者カード 用例 2024年05月08日 公開

2020年09月08日 古書人さん投稿

用例:一千七百十五年商事ヲ以テ使節ヲデルヒニ遣リシ時偶醫師ハミルトンナルモノ行中ニ在リシガ〔近世史記〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:(Delhi)インド北部の都市。八世紀以降、諸王朝の首都であったが、一七世紀にムガール帝国の第五代皇帝シャージャハーンが首都と定めてから飛躍的に発展する。一九一一年イギリス領インドの首都となる。ジャムナ川の西岸にあり、一九三一年、南郊にニューデリーが首都として建設されてからはオールドデリーとも呼ばれる。シャージャハーン帝が建設した宮殿やインド最大のイスラム教寺院などがある。連邦直轄都市。

コメント:遡ります

編集部:異形「デルヒ」の例となりますが、「デリー」の例としては2008年3月21日付けでご紹介いただいている、岩崎・池田『新式萬国地理』(1900)の例よりも21年さかのぼることになります。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:58ページ4行目

発行元:文部省(再版発行所 青史社)