かいこうき【開口器】
読者カード 用例 2021年01月25日 公開
用例: | 山川一郞氏へ開口器を借用せんとて電話をかけたれどなしとの事 〔大正十五(1926)年六月二日〕 |
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『寺田寅彦日記』 1926年6月2日 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕口腔内に入れ、らせんを回転して、上顎と下顎とを開く器具。口腔内の検査や手術に用いる。 |
コメント:投稿例(1935)よりもさかのぼります。
編集部:2015年4月19日付けで、古書人さんに、『歯科医語辞典 獨・羅・和』(1935)の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼります。
著書・作品名:寺田寅彦日記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1926年6月2日
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:338ページ本文2行目〔『寺田寅彦全集第十三巻』、一九五一年五月五日第一刷発行、一九八六年八月七日第二刷発行〕
発行元:岩波書店