日国友の会

ぼけなす【惚茄子】

読者カード 語釈 2021年02月23日 公開

2020年09月15日 とねさん投稿

用例:そこで親分の方では平素大目に見て貰ふ好意に對し、子分の中でも一番無能(やくざ)なボケナス(﹅﹅﹅﹅)を身代(みがはり)として突出(つきだ)すのであるが、身代りは夫々(それそれ)條件付の下に即時服罪してこゝに犯人ならぬ犯人が出るのである。
『東京の解剖』 1917年 長谷川濤涯
語釈:仲間内で最下級の者をいう、掏摸仲間の隠語。

コメント:同書186ページに(年齢にかかわらず)「(小僧の意)」と説明があります。

編集部:第2版の語釈は「(1)外皮の色つやのあせた茄子。」「(2)ぼんやりした人をののしっていう語。」「(3)素知らぬふりをして事実を否認することをいう、盗人仲間の隠語。」となっています。

著書・作品名:東京の解剖

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1917年

著者・作者:長谷川濤涯

掲載ページなど:188ページ後ろから2行目

発行元:研文堂