日国友の会

いなりじんじゃ【稲荷神社】

読者カード 用例 2024年05月16日 公開

2020年09月16日 古書人さん投稿

用例:大津より逢坂山の隊道を過ぐれば京都は早近く、稲荷(イナリ)神社の主閣丹樓を右に見て、〔東海道線〕
『鐵道旅行案内』 1914年6月23日 鐵道院
語釈:「いなり(稲荷)(二)(一)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2012年5月15日付けで、谷口梨花『汽車の窓から 西南部』(1918)の例をご紹介いただいていますが、4年さかのぼります。ちなみに、「稲荷(二)(一)」の語釈は「稲荷神社のこと。京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社を総本社として全国に末社四万を数えるという。古くは単に稲荷といえば総本社をさすことが多かった」となっています。

著書・作品名:鐵道旅行案内

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年6月23日

著者・作者:鐵道院

掲載ページなど:16ページ後ろから5行目

発行元:博文館