日国友の会

ジアゾはんのう【—反応】

読者カード 項目 2024年05月17日 公開

2020年09月16日 古書人さん投稿

用例:(診候)〈略〉〇尿ニヂアツオ反應アリ〔腸窒扶斯〕
『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 筒井八百濡珠(編)
語釈:〔名〕芳香族第一アミンを亜硝酸でジアゾ化して得られるジアゾニウム塩を用いる種々の反応を総称してジアゾ反応とよぶ。狭義にはアミノ基のジアゾ化によりジアゾニウム塩を生成する反応だけをさすことがある。芳香族化合物、染料などの合成にきわめて重要である。<以下略>〔『日本大百科全書』@JapanKnowledge〕

コメント:遡ります

編集部:2015年5月11日付けで、石川貞吉(編)『各科専門 診療医典 上巻』(1925)の例をご紹介いただいていますが、さらに、27年さかのぼります。

著書・作品名:改正増補臨床医典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:筒井八百濡珠(編)

掲載ページなど:523ページ後ろから6行目(15版)

発行元:南江堂書店