かいきチフス【回帰—】
読者カード 用例 2024年05月18日 公開
用例: | 〇回歸窒扶斯(再歸熱) Typhus recurrens.(Febris recurrens)チフス、レクルレンス(フェブリス、レクルレンス) |
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『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 筒井八百濡珠(編) | |
語釈: | 〔名〕(チフスはオランダtypheus)《かいきチブス》「かいきねつ(回帰熱)」に同じ。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、『風俗画報-二〇九号』(1900)の例が添えられていますが、さらに、2年さかのぼります。ちなみに、「回帰熱」の語釈は「シラミやダニの媒介によって感染する病気。伝染性がある。スピロヘータが体内に侵入すると、悪寒、ふるえ、高熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、黄疸(おうだん)などを生じる。熱は四~一〇日間続いていちおう下がり、他の症状も消失するが、約一週間の平熱期間をおいて、同じ症状を繰り返す。再帰熱。回帰チフス」となっています。
著書・作品名:改正増補臨床医典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1898年1月2日
著者・作者:筒井八百濡珠(編)
掲載ページなど:530ページ後ろから5行目(15版)
発行元:南江堂書店