日国友の会

すはまほこ【州浜鉾】

読者カード 項目 2024年05月18日 公開

2020年09月18日 古書人さん投稿

用例:偖て此児は、長刀鉾、月鉾、洲濱鉾(スハマホコ)等に在るものにして、練皷鉾(れんこぼこ)、船鉾等は人形を代理となす。〔雑録・京都祇園會〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 靑軒居士
語釈:〔名〕「ほうかぼこ(放下鉾)」の別称。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「放下鉾」の語釈は「京都の祇園会に、新町通四条上ル小結棚(こゆいだな)町から出る鉾の名。天王(鉾竿に取りつけた人形で、鉾の神様とする)は放下僧、鉾頭は日、月、星の三光を表わしているという。《季・夏》」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:靑軒居士

掲載ページなど:175ページ

発行元:博文館