日国友の会

かえだま【替玉】

読者カード 用例 2024年05月20日 公開

2020年09月19日 古書人さん投稿

用例:依て宗近の真物(しんもの)は、四條の御旅所に祭るのみのことゝし、代るに、たしか伊賀守公道の鍛しものゝ替玉(カヘダマ)を以てし、〔雑録・京都祇園會〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 靑軒居士
語釈:〔名〕(1)本物のように見せかけてかわりに用いるにせもの。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2018年11月5日付けで、『映画評論』(第7巻第3号、1929.09.01)の例をご紹介いただいていますが、さらに、33年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:靑軒居士

掲載ページなど:178ページ上段8行目

発行元:博文館