日国友の会

かぞえどし【数年】

読者カード 用例 2024年05月21日 公開

2020年09月21日 古書人さん投稿

用例:余は非才淺學何の功績もなく唯碌々として今年六十一歳(數へ年なり以下之に傚ふ)の老人となりし者なれば〔文學・輕歴談〕
『太陽(第貮巻第1号)』 1896年1月5日 加藤弘之
語釈:〔名〕生まれた年を一歳、翌年を二歳というように数える年齢。かぞえ。←→丸年(まるどし)。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、国木田独歩『非凡なる凡人』(1903)の例が早いのですが、7年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第1号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:加藤弘之

掲載ページなど:81ページ上段本文2行目

発行元:博文館