さかさみず【逆水】
読者カード 語釈 2024年05月24日 公開
用例: | 蓮 酒一合に水一升あたためて水鉄砲にてI日二度水上る其後暫逆水(サカサミヅ)にしてつりあげ置なり〔雑録・山田楳谷翁〕 |
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『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 盧 山 | |
語釈: | 〔名〕生花で、蒸散をふせぐために、花を逆さにして葉の裏側に霧吹きで水をかけること。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、この意味には触れていませんね。ちなみに、第2版の語釈は「普通と逆に、水に湯をさして温湯をつくること。死者の湯灌に用いる湯をつくるときのやり方であるため平常では忌む。逆湯(さかさゆ)」となっています。
著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年7月15日
著者・作者:盧 山
掲載ページなど:200ページ下段5行目
発行元:博文館