日国友の会

どうりょうごんげん【道了権現】

読者カード 用例 2024年05月25日 公開

2020年09月24日 古書人さん投稿

用例:箱根〈略〉道了權現(ダウレウゴンゲン)、南一里半、馬車賃二十銭、大雄山最乗寺内に在り〔東海道本線〕
『鐵道旅行案内』 1914年6月23日 鐵道院
語釈:「さいじょうじ(最乗寺)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2012年3月6日付けで、谷口梨花『汽車の窓から 西南部』(1918)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。ちなみに、「最乗寺」の語釈は「神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺。山号は大雄山。応永元年(一三九四)了庵慧明(えみょう)の開創。永祿三年(一五六〇)北条氏康が堂宇を造営。道了権現。道了薩埵(さった)」となっています。

著書・作品名:鐵道旅行案内

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年6月23日

著者・作者:鐵道院

掲載ページなど:24ページ9行目上段

発行元:博文館