日国友の会

びてき【美的】

読者カード 用例 2024年05月29日 公開

2020年09月27日 古書人さん投稿

用例:美的想像を用ゐて、茲に詩始めて成る。〔文學・詩と散文〕
『太陽(第貮巻第1号)』 1896年1月5日 大町桂月
語釈:〔形動〕美に関するさま。美学の対象になりうるさま。通常の語義における美のほかに、崇高、悲壮、滑稽などの価値現象の全領域を包括していう。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、高山樗牛『美的生活を論ず』(1901)の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第1号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:大町桂月

掲載ページなど:85ページ下段9行目

発行元:博文館