日国友の会

しんきんえん【心筋炎】

読者カード 用例 2024年05月30日 公開

2020年09月29日 古書人さん投稿

用例:(原因)心臓内膜病ノ原因トナル可キ者(殊ニ僂麻實斯)心筋炎、血管硬化墜落、劇動等ニシテ〔心臓弁膜病〕
『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 筒井八百濡珠(編)
語釈:〔名〕心臓の心筋に起こる炎症。頻脈、心悸亢進、不整脈、心臓部痛などの症状があり、重症のときは心不全を起こす。リウマチ熱、肺炎、猩紅(しょうこう)熱、ウイルス性疾患などの経過中あるいは回復期に発症することが多い。急性と慢性とがある。

コメント:遡ります

編集部:2008年5月31日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいていますが、8年さかのぼります。

著書・作品名:改正増補臨床医典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:筒井八百濡珠(編)

掲載ページなど:553ページ1行目

発行元:南江堂書店