たんぱくしつりんさんかこうそ【蛋白質燐酸化酵素】
読者カード 項目 2024年05月30日 公開
用例: | タンパク質リン酸化酵素〔―しつ―さんかこうそ、protein kinase〕主にタンパク質のアミノ酸の側鎖の水酸基にアデノシン三リン酸(ATP)からリン酸基を転移して結合させる酵素のこと。 |
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『バイオテクノロジー用語小事典』 1990年9月20日 渡辺 格監修/ディー・エヌ・エー研究所編 | |
語釈: | 〔名〕ATPのリン酸基をたんぱく質の水酸基に転位させる酵素の総称。チロシン残基に作用するもの(チロシンキナーゼ)とセリンやトレオニンの残基に作用するもの(セリン-トレオニンキナーゼ)がある。たんぱく質の特定の部分をリン酸化することによって、細胞内での情報伝達・代謝・細胞の増殖・形態変化などに重要な役割を果たしている。たんぱく質リン酸化酵素。たんぱく質キナーゼ。〔『デジタル大辞泉』@JapanKnowledge"プロテインキナーゼ"〕 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、立項されませんでした。
著書・作品名:バイオテクノロジー用語小事典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1990年9月20日
著者・作者:渡辺 格監修/ディー・エヌ・エー研究所編
掲載ページなど:267ページ下から10行目(ブルーバックス B-839)
発行元:講談社