日国友の会

こうきょ【高挙】

読者カード 用例 2024年06月01日 公開

2020年09月30日 古書人さん投稿

用例:(療法)挫創ニ在テハ洗滌器ヲ適用シテ創面ヲ十分ニ洗浄シ四肢ナレハ之ヲ高擧スル等凡テ患部ニ適應ノ位置ヲ取ラシメ〔挫創及挫傷〕
『改正増補臨床医典』 1898年1月2日 纂譯者 筒井八百濡珠
語釈:〔名〕(2)高く飛びあがること。高くそびえること。また、遠方に行くこと。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、原田棟一郎『紐育』(1914)の例が早い例として添えられていますが、16年さかのぼります。語釈は「高くあげること」ぐらいでしょうか。

著書・作品名:改正増補臨床医典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:纂譯者 筒井八百濡珠

掲載ページなど:559ページ後ろから6行目(15版)

発行元:南江堂書店