せんれん【洗練(銑練)】
読者カード 用例 2024年06月02日 公開
用例: | 詞は實に詩の要素なり、銑練せずんばあるべからざるなり。〔文學・詩と散文〕 |
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『太陽(第貮巻第1号)』 1896年1月5日 大町桂月 | |
語釈: | 〔名〕(2)詩歌・文章などを推敲(すいこう)して、よりよいものにすること。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:「銑練」の「銑」は字音が「セン」で意味は「つやのある金属。また、金属の光沢」であるところから元来「洗練」とは別語とも考えられますが、文脈上の意味からここは同音による当て字と見ておきましょう。第2版では、森鴎外『青年』(1910-11)の例が添えられていますが、さらに、15年ほどさかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第1号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月5日
著者・作者:大町桂月
掲載ページなど:91ページ
発行元:博文館