日国友の会

かいらくしゅぎ【快楽主義】

読者カード 用例 2024年06月03日 公開

2020年10月03日 古書人さん投稿

用例:人間無比の歡樂を極めばやと、われも人も極端の快樂主義に走せたる所へ、思ふ笑壺に適中たればなり。〔文學・八文字屋もの〕
『太陽(第貮巻第一号)』 1896年1月5日 水谷不倒
語釈:〔名〕快楽を唯一の善または人生の目的とし、快を求め苦を避けることを行動の原理とする考え方、また、その学説。ヘドニズム。快楽説。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、小栗風葉『青春』(1905-06)の例が早いのですが、さらに、10年ほどさかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第一号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:水谷不倒

掲載ページなど:92ページ下段後ろから2行目

発行元:博文館