日国友の会

もんどうたい【問答体】

読者カード 用例 2024年06月03日 公開

2020年10月06日 古書人さん投稿

用例:又評判は大勢の口を假りてなさしむる仕組となり、即ち問答躰を用ひ、〔文學・八文字屋もの〕
『太陽(第貮巻第壹號)』 1896年1月5日 水谷不倒
語釈:〔名〕「もんどうぶん(問答文)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、国木田独歩『都の友へ、S生より』(1907)の例が添えられていますが、11年さかのぼります。ちなみに、「問答文」の語釈は「問答をする形式で書かれた文章。問答体」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹號)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:水谷不倒

掲載ページなど:96ページ下段後ろから3行目

発行元:博文館