日国友の会

さるわかざ【猿若座】

読者カード 用例 2024年06月05日 公開

2020年10月06日 古書人さん投稿

用例:此以前は二丁目に於て、其又以前は一丁目猿若座(サルワカザ)に於て之を出したり。〔雑報・四谷怪談〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 編輯人 宮澤春文
語釈:江戸にあった歌舞伎劇場の一つ。寛永元年(一六二四)猿若勘三郎が中橋南地(東京都中央区京橋一丁目)に創立。江戸三座の筆頭。禰宜町を経て慶安四年(一六五一)堺町(中央区日本橋人形町付近)に移転。二世勘三郎が本姓の中村を名乗るに伴って中村座と改称。明治になって再び猿若座と称した時期がある。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例が入りませんでした。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:239ページ上段12行目

発行元:博文館