日国友の会

したまわり【下廻】

読者カード 用例 2024年06月05日 公開

2020年10月06日 古書人さん投稿

用例:後にて聞けば、その地響は下廻(シタマハ)りの役者一六が、同じく所用ありて、奈落に來れるに、〔雑報・四谷怪談〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕(3)歌舞伎などの端役を演ずる役者。また、芸が未熟な役者。稲荷町(いなりまち)。

コメント:解釈3の事例で遡ります

編集部:第2版では、『東京朝日新聞』‐明治三七年〔1904〕八月二四日付け記事の例が早いのですが、さらに8年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:239ページ下段2行目

発行元:博文館