いくじのう【育児嚢】
読者カード 用例 2024年06月06日 公開
用例: | (2)育児嚢の壁はV字形をなせる二個の袋骨によりて支へられるが、〔第二篇・脊椎動物・哺乳類・有袋類〕 |
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『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三 | |
語釈: | 〔名〕カンガルーなど有袋(ゆうたい)類の雌の腹部にある育児用の袋。皮膚のひだによって形成され内部に数個の乳頭がある。タツノオトシゴの雄やミジンコの雌などが卵や幼生の保護などのために体内にもつ袋などをいう場合もある。育嚢。 |
コメント:遡ります
編集部:2010年3月4日付けで、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。
著書・作品名:内外普通脊椎動物誌
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1935年5月5日
著者・作者:秋山蓮三
掲載ページなど:310ページ後ろから9行目
発行元:受験研究社