日国友の会

たんぺんしょうせつ【短編小説】

読者カード 用例 2024年06月07日 公開

2020年10月09日 古書人さん投稿

用例:殊に北歐近時の作家例せばイプセン、アンデルセン、ヨオカイ、ツルゲネフ、プーシュキン、トルストイ、乃至ビヨルンゾン、レルモントフ等の短篇小説はレクラムの出版等に依りて可なりに多く我讀書社會に讀まれたるが故に〔文學・明治廿八年の文學界(一)〕
『太陽(第貮巻第壹號)』 1896年1月5日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕(長編小説に対して)比較的短い長さの小説。普通単一の主題からなり、限られた時間的経過のうちに完結する小説。四〇〇字詰原稿用紙で一〇〇枚以下のものをいう場合が多い。さらに一〇枚以下のものは掌編小説またはコント、小品として区別されることもある。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、徳冨蘆花『思出の記』(1900-01)の例が早いのですが、さらに、5年ほどさかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹號)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:104ページ上段後ろから5行目

発行元:博文館