日国友の会

じゅうこう【獣行】

読者カード 用例 2024年06月07日 公開

2020年10月10日 古書人さん投稿

用例:文明に誇る欧洲婦人の大部分よりも、其獸行(ジウカウ)を演ずる事少なし。〔雑報・青眼に映せる日本舞踏〕
『文藝倶楽部(第二巻第八編)』 1896年7月15日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕けだもののような行為。人間にあるまじきみだらな行ない。また、獣欲をほしいままにすること。性欲を満足させるだけの、愛情のない男女の交わり。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:第2版では、福沢諭吉『福翁百話』(1897)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第八編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年7月15日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:240ページ下段1行目

発行元:博文館