日国友の会

アンモニアガス【—瓦斯】

読者カード 用例 2024年06月11日 公開

2020年10月11日 古書人さん投稿

用例:〇安母尼亞瓦斯中毒〔附録・第一章〕
『臨床醫典』 1898年1月2日 筒井八百珠(編)
語釈:〔名〕(英 ammonia gas)「アンモニア(1)」に同じ。

コメント:アンモニアガス中毒として別建てにすべきか

編集部:第2版では、「アンモニアガス」の見出しがあるので、その例になります。『風俗画報‐二七五号』(1903)の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼります。ちなみに、「アンモニア(1)」の語釈は「窒素と水素の化合物。分子式NH3 刺激臭のある無色の気体で、容易に液化する。また、水に溶けやすく、アンモニア水となる。化学工業の原料として重要であるが、このほか、液化しやすい性質を利用して冷凍用の冷媒としても用いられる。アンモニアガス」となっています。

著書・作品名:臨床醫典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1898年1月2日

著者・作者:筒井八百珠(編)

掲載ページなど:578ページ後ろから4行目

発行元:南江堂