ニコル
読者カード 語釈 2024年06月14日 公開
用例: | 曰く白光を用ひて「ニコル」を直交の位置に置き、石英板を挿入し、解析「ニコル」を左右に廻轉すれば、干渉圏(Interference-figure)の中央の色は種々に變ず、〔科學・田口卯吉氏の科學説を駁す〕 |
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『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 佐藤傳藏 | |
語釈: | 〔名〕「ニコルプリズム」の略。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、この語形で一般名詞としては立項されませんでした。ちなみに、「ニコルプリズム」の語釈は「(英Nicol prism)方解石の複屈折を利用して作られた偏光プリズム。稜に平行な光線を送ると直線偏光が得られる。一八二八年、イギリスの物理学者W=ニコルが考案」となっています。
著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月5日
著者・作者:佐藤傳藏
掲載ページなど:116ページ下段10行目
発行元:博文館