へんぺき【偏僻】
読者カード 用例 2024年06月14日 公開
用例: | 銷夏の地には、至極のところなれど、少しく土地の偏僻(ヘンペキ)なるが為め、只俗人の遊ぶのみのところとなりて、〔雑録・京納涼〕 |
---|---|
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 靑軒居士 | |
語釈: | 〔名〕(2)都から離れた片いなか。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:第2版では、徳冨蘆花『思出の記』(1900-01)の例が早いのですが、さらに、5年さかのぼります。
著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年8月10日
著者・作者:靑軒居士
掲載ページなど:186ページ上段6行目
発行元:博文館