日国友の会

やどぬし【宿主】

読者カード 用例 2024年06月15日 公開

2020年10月17日 古書人さん投稿

用例:其根を己れの寄生したる宿主(ヤドヌシ)の組織中に下ろし、之より宿主の既に消化したる榮養液(えいようえき)を吸収し、〔科學・食蟲植物の話〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 安田 篤
語釈:〔名〕(2)生物の寄生で、寄生される側の動物や植物。寄主。しゅくしゅ。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2008年5月23日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいていますが、10年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:安田 篤

掲載ページなど:121ページ下段5行目

発行元:博文館