むしとりすみれ【虫取菫】
読者カード 用例 2024年06月15日 公開
用例: | 今食虫植物の主なるものを擧ぐれば、「ハヘトリグサ」、「ムジナモ」、「モウセングサ」、「イシモチサウ」、「ムシトリスミレ」、「タヌキモ」、「ヘイシサウ」、「ウツボカヅラ」等なり、〔科學・食蟲植物の話〕 |
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『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月20日 安田 篤 | |
語釈: | 〔名〕タヌキモ科の多年草。北海道・本州・四国の高山の湿った岩地に生える食虫植物。高さ約一〇センチメートル。葉は厚くてもろく長楕円形で根ぎわにロゼット状につく。葉面に粘液を分泌する腺毛が密にあり、小虫を捕える。夏、一~三本の花茎をのばし、先端にスミレに似た淡紫色の花をつける。学名はPinguicula vulgaris var. macroceras 《季・夏》 |
コメント:遡ります
編集部:2009年11月25日付けで、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:安田 篤
掲載ページなど:123ページ下段5行目
発行元:博文館