日国友の会

かつおどり【鰹鳥】

読者カード 用例 2024年06月18日 公開

2020年10月21日 古書人さん投稿

用例:また游泳する鳥類の中でも鰹魚鳥(カツヲドリ)は著しく空氣を含める骨格と、大きい空氣嚢とを有するのに、〔第二篇・脊椎動物・鳥類〕
『内外普通脊椎動物誌』 1935年5月5日 秋山蓮三
語釈:〔名〕(1)カツオドリ科の海鳥。全長約七〇、翼開長約一四五センチメートル。頭胸部と背面はこげ茶色で、腹面は白い。くちばしは大きく、円錐形にとがり、尾はくさび状。海面の上を水平に飛び、魚を見つけると海中に突入する。小魚を追うカツオの群れの上を飛ぶことが多いのでこの名がある。太平洋、大西洋などの熱帯海上に多く、日本では伊豆諸島などで繁殖する。おさどり。学名はSula leucogaster

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2010年10月14日付けで、ぽんちさんに、宇田道隆『海』(1950)の例をご紹介いただいていますが、さらに、15年さかのぼります。

著書・作品名:内外普通脊椎動物誌

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1935年5月5日

著者・作者:秋山蓮三

掲載ページなど:322ページ後ろから5行目

発行元:受験研究社