日国友の会

しゅんまく【瞬膜】

読者カード 用例 2024年06月18日 公開

2020年10月21日 古書人さん投稿

用例:眼ハ一種ノ瞬膜ヲ具シ、概ネ頭上兩側ニ白色毒性ノ液ヲ汾泌スル腺(耳腺ト云フ)アリ
『中等教育動物学教科書(第二)』 1889年10月19日 飯島魁(編)
語釈:〔名〕多くの脊椎動物のまぶたの内面にそって発達した薄い結膜のひだ。空中、水中を移動する際に、角膜上をおおって眼球を保護する。鳥類・両生類・爬虫類・サメ類によく発達し、哺乳類では退化してわずかに残る。

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、奥山虎章『医語類聚』(1872)の例が添えられていますね。

著書・作品名:中等教育動物学教科書(第二)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1889年10月19日

著者・作者:飯島魁(編)

掲載ページなど:264ページ4行目

発行元:敬業社