日国友の会

たねんせいしょくぶつ【多年生植物】

読者カード 用例 2024年06月19日 公開

2020年10月22日 古書人さん投稿

用例:是は歐羅巴の中部、及び南部、東印度に散布する、多汁透骨の多年生植物にして、〔科學・食蟲植物の話〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 安田 篤
語釈:〔名〕「たねんそう(多年草)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2009年9月20日付けで、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼります。ちなみに、「多年草」の語釈は「三年以上にわたって生育し、越冬芽が地中にできる植物。毎年地上の部分は枯死しても地下部は生き残ってまた芽を出し、茎や葉を伸ばす草本。多年生草本。多年生植物。宿根草。宿根植物」となっています。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:安田 篤

掲載ページなど:127ページ下段後ろから6行目

発行元:博文館