日国友の会

しゅこう【手工】

読者カード 用例 2024年06月22日 公開

2020年10月24日 古書人さん投稿

用例:壓板を手工するに一人、線を直すに一人、圓筒(シリンダー)を配るに小児一人を要す、〔科學・新活字機械〕
『太陽(第貮巻第壹号)』 1896年1月5日 編輯兼発行人 岸上 操
語釈:〔名〕(1)手さきでする工芸。手芸。また、そのことに巧みな人。

コメント:解釈1に和文例がないので

編集部:第2版では、『菅家文草』(900頃)と中村正直訳『西国立志編』(1870-71)の例が添えられていますが、サ変の例はこれが初めてですね。語釈も工夫する必要があります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第壹号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月5日

著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操

掲載ページなど:132ページ上段11行目

発行元:博文館