日国友の会

さんべ【三瓶】

読者カード 項目 2024年06月23日 公開

2020年10月24日 古書人さん投稿

用例:遥に走りて山陰の大山(だいせん)、三瓶(サンベ)となり、九州に入って阿蘇霧島となる。〔序に代へて〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:「さんべさん(三瓶山)」の略。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「三瓶山」の語釈は「島根県中央部にある火山群。主峰は親(男=お)三瓶(一一二六メートル)。親三瓶、女三瓶(めさんべ)、子三瓶、孫三瓶の四つの鐘状火山が、旧火口の室ノ内(むろのうち)を環のように囲み、裾野は傾斜のゆるやかな草原で、牛の放牧場に利用されている。大山隠岐国立公園の一部。古くは佐比売(さひめ)山と呼ばれた。山辺山。形見山」となっています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:6ページ6行目

発行元:松本商会出版部