日国友の会

りくふう【陸風】

読者カード 用例 2024年06月22日 公開

2020年10月24日 古書人さん投稿

用例:天候に劇變のない限り、海風(かいふう)と陸風(リクフウ)との相接觸する處に、水蒸氣の凝結を來たすといふことは明々白々である。〔序に代へて〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:〔名〕夜間、海岸地方で陸から海へ向かって吹く風。陸上の気温が海上よりも早く低下するために生じる。陸軟風。

コメント:「りくふう」の確例です

編集部:確例は初めてですね。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:7ページ後ろから2行目

発行元:松本商会出版部